
はじめまして、私は関西の大学3回生です。
私はもともとアメリカが大好きで、中学、高校のときから旅行で訪れていて、周りに留学やアメリカンスクールに通う友達が多かった事もあり、英語を話せる事に憧れていました。
日常会話が出来る訳でも英語が得意だったわけでなく、アメリカでの生活の期待と憧れだけで、0からのスタートではありますが、大学を休学して語学留学に行く決心をしました。
留学先は、カリフォルニア大学サンディエゴ校 エクステンション(UCSD Extension)です。
これは、私の語学留学の手記パート1です。
サンディエゴへ

実はアメリカへ飛び立つに前日に、予約していた飛行機がエンジン不具合で欠便になってしまい、羽田で急いでホテルを取り一泊し、次の日の朝また空港に戻るというアクシデントがありました。
予定より1日ずれた到着で、私の到着に合わせて送迎を予定してくれていたホストファミリーへの申し訳なさと、長時間のフライトでの疲れ、英語が話せないという緊張で、ホームステイ先に行いた頃にはもうヘトヘトでした。
自分が英語を全く話せないことは鼻から分かっていましたが、ホストマザーとの会話でもちょっとした単語すら言葉にできず(〜していいですかってなんて言うの?など)いちいち言いたいことを翻訳していかないと話が成り立たちません。
英語が出来るようになるために学びに来ているとはいえ、やはり少しでも勉強してから来るべきであったと後悔、反省しています。
ですが、来てしまったからにはもう後戻りはできません。
少しでも早く理解できるようになるように、毎日調べた単語やフレーズなどを忘れない様にノートに書き留めています。
私は時差ボケ対策や環境に少しでも慣れるため、学校が始まる1週間前に現地につきました。その間、観光地を調べて出かけてみたり、必要なものを買いに行ってみたりと、1人で散策をしていました。
学校が始まる前日、自宅から学校まで迷わず行けるようにと、ホストマザーとUCSDに通う同じホームステイ先の方に、実際に学校のルートをたどってどこからどのバスに乗れば良いか教えていただきました。
UCSD 初日

学校からメールで伝えられていたのは「7:45に集合してください。レベル分けテストとキャンパスツアーがあります。」だけでした。
持ち物は、I-20などの必要書類と筆記用具だけ。場所は、エクステンションとだけしか知らされておらず、どこの教室に行けばいいのか分からず不安でしたが、当日沢山の人が集まっていたのですぐに分かりました。
受付の列に並んで自分の資料をもらい、その際にグループ分けされた教室へ行き、住所やメールアドレス等の個人情報の登録を行いました。その後別室に案内され、作文やリスニング、穴埋めなどのテストを終え、私は「Low intermediate(下から2番目)」クラスに入りました。
ホストマザーにビギナークラス(1番下)じゃなかったのね!?と驚かれるくらい私の英語は酷かったのですが、なぜか2番目のクラスに振り分けられた私に待ち受けていたのは、速すぎる英語の嵐と、私の大の苦手である”adjectiv”や “noun”などの文法でした。
今何をやれと指示されているのか、宿題が何かも分からないくらい授業が聞き取れず、先生にお願いして、1番下のクラスに下げてもらったりもしました。
でも、ビギナークラスに行くと、先生の話し方がとてもスローモーションに感じ、説明も事細かで分かりやすいのですが、意味不明なハイスピードの英語の嵐を浴びせられていたせいか、完全ではありませんが以前より理解できると言う事に少し勿体なさを感じました。
なので、せっかくアメリカにまで来たのだから、一生懸命必死になってついていく方が良いのではと、結局元のクラスに戻りました。
日本だとこんな事をすると、何度も違う事を言ってややこしくてすみません、、、と物が言えなくなってしまいますが、自分の主張をきちんと出来るのはアメリカのいいところだと思います。
最初にクラスに入った時、英語で話すことが想像以上に疲れ、英語を聞くこと、見ることさえも苦痛に感じたりもしましたが、短い期間でも少し慣れたのか、ほんのわずかではありますがこれも成長した部分なのかなと思います。
私のクラスの2/3がアラブの人達なのですが、彼らはとても積極的で単語のボキャブラリーが多いのか、なんでこんなに話せるのにこのクラスにいるの?というレベル笑
グループワークで一緒に会話をしていても、自分だけ全く発言できなくてブルーになるのですが、一生懸命理解しようとし、言いたいことを組み取って手助けしてくれたり、分からない部分を教えてくれたりするのでなんとか身振り手振りで頑張っています。
外国人の友達を作る難しさ

私の英語が分からない以外の1番の悩みは、日本人以外の友達ができなかったことです。
学校内で挨拶するだけの友達はできても、放課後遊んだりする友達がなかなかできず、みんな留学に行った人達はどうやって友達を作っているのか不思議で不思議で。
このまま一人も友達ができないまま、一生日本人とくっついてしまって何も成長せずに帰国するいう悲劇に見舞われるのではないかととても不安でした。
ですが、授業でいろんな人と接する機会が増え、自然と一緒にランチを食べたり宿題を一緒にやったり、放課後ビーチにサンセットを見に行ったりする友達ができました。
今のセクションが終わり、次のクラス分けでみんなが上のクラスに行ってしまったらどうしよう、、、という不安がまた、英語を頑張ろうというモチベーションにも繋がっているような気がします。
もう1ヶ月が経ってしまいましたが、これからの1年間何か少しでも多くのものを得られるように全力で頑張りたいと思います。