
みなさんこんにちは、Shioriです。
1月だというのに、相変わらずお天気の日が多いサンディエゴです。気温は低くはなりましたが日本よりは断然温暖です。
先日、日本から友人が遊びに来てくれたのですが、サンディエゴの気候と大自然にとても感動して日本へ帰りました。社会人留学を検討されている方にも、ぜひサンディエゴの素晴らしさを知ってもらえたら嬉しいです。
私はいよいよアメリカでの就職活動が佳境を迎えており、久しぶりに働き始めるのか…と、学生生活が楽しかった分、社会復帰できるか不安ではあります。今回は、留学を通してサンディエゴを選んでよかったと思う点、そしてアメリカでの就職活動について書いてみたいと思います。
サンディエゴを選んでよかったと思うところ
ゴミゴミしていない!
私はサンディエゴに来る前は東京に住んでいました。東京と比べると、サンディエゴはゴミゴミしていないです。決してすごい田舎とか、とても人口が少ないというわけではありません。もちろん土地が広いということもあります。
ダウンタウンには高層ビルが立ち並んでいますが、それほど人がいないです。渋滞も朝と夕方のラッシュを除けばほとんどないと思います。私はこちらにきて、東京にいた時は知らず知らずに人の多さに疲れていたり、渋滞や満員電車にストレスを感じていたのかもしれないな、と感じました。
美しい自然
車で10分、15分走れば海がすぐそこにあります。私はマリンスポーツは得意ではありませんが、サンディエゴの海を眺めているだけで癒されることが沢山ありました。また、ハイキングスポットも沢山あります。街中にも緑があふれ、運転がとても楽しいです。言葉でお伝えすることが難しいのですが、温暖で、空が青くて、星がきれいでとても平和な場所だと思います。
日本の物が手に入りやすい
もちろんロサンゼルスへ行けばさらに多くの日本の物が手に入ると思いますが、サンディエゴにも日系スーパー、ダイソー、日本人向けの和食やさんなど日本人が住むにあたって必要なものはしっかりあります。
私は和食が好きなので、日系スーパーには大分助けられました。州にはあるけど自分の街にはないというケースもあるかと思いますが、UCSDエクステンションのビルから車で10分くらいのところにスーパーもダイソーもありますので、とても便利です。
人が優しい
アメリカではサンディエゴにしか住んだことがないので他と比べることはできませんが、住んでいる方々はとても明るく穏やかで優しい方が多いと思います。それぞれがもつペースもそれほど早くなく、あくせくしている感じがないです。気候や文化が影響しているのかな…と思います。英語もとてもはっきりと話しますし、リスニングにはまだまだ苦戦してますが、英語の環境はとてもいいと思います。
ゴルフのプレー代がお安い
私はサンディエゴに来てゴルフの練習を再開しました。学生なので節約しながらではありますが、プレー代が安いのでこれは練習するにはいい機会だと思っています。天気もいいので、冬でも快適にプレーができます。
また、ゴルフ場までの距離が近いので、日本のように朝かなり早起きをして時間をかけて行くことをしなくてもいいという楽さもあります。世界的に有名なトーリーパインズのゴルフ場もレジデンスカードを作ればリーズナブルにプレーできます。勉強の気晴らしに素敵な景色を見ながらのゴルフもおススメです。
その他
その他、美味しいメキシコ料理が食べられる、サーフィン、カヤックなどマリンスポーツができる、ブリュワリーがとても多い、治安がとてもいい、日本との直行便(JAL)があるなどなどたくさんあります。メキシコ料理もそうですが、他にもたくさんの多国籍なお店がたくさんあります。
外国人としてのアメリカでの就職活動
みなさんは留学をされた場合、その後もアメリカに残ることを考えたりはしますか?UCSDエクステンションのビジネス系プログラムを9か月受講すると、その後OPTを申請して就職が決まれば1年間アメリカで働くことができます。
私はせっかく留学したので、今日本に帰るよりもしばらく残りたいという気持ちでしたのでOPTを申請しました。また、日本へ帰っての再就職は日本人である限りいつでもできるだろう、今ここでアメリカを離れると次にもし戻りたい、働きたいと思ったとしてもかなり難しいのでは?と思ったので、チャレンジすることに決めました。
就職活動も佳境を迎えていると私は思いたいのですが、もうすこしでゴールというところに来ています。振り返って私が感じたことをシェアさせていただきます。住んでいる場所やご自身の経歴と専攻によって環境が違うかもしれませんが、ご参考にしていただけると幸いです。
アメリカでの就活で感じたこと7つ
1、OPTとして働くことを受け入れてくれる企業は予想より少ないので、粘り強く探す、交渉することが大切。交渉次第で採用ということはあります。
2、アメリカはとても広く、働きたい場所や引っ越しできるかなどを検討しておく。もちろん全米で探した方が求人は沢山ありますし、どこでもOKということであれば問題ないと思います。リクルーターの方からは必ずといっていいほど希望エリアを聞かれますので、場所についてもアメリカには他にどんな街があるのか調べることをおススメします。
3、優先順位を考えておく。これはすべての就職活動で共通していることかもしれませんが、仕事内容、会社、場所、お給料、ビザサポート、正社員かコントラクトかなど様々な条件ので、自分が何を優先したいかを考えさせられることが多かったです。
4、OPT終了後は日本へ帰国するかアメリカに残りたいか考えておく。日本へ帰るつもりであっても、会社の方からビザサポートをもらえることになってアメリカにOPT終了後も滞在できることもあります。しかし、自分の就職活動を振り返ると、会社から就労ビザのサポートを得ることは簡単ではないと感じました。かなり難しいといってもいいと思います。アメリカに残りたいと思う場合、OPT終了後の就労ビザのサポートについても視野にいれながら企業探しをすることも一つです。
5、就労ビザの種類を調べておく。アメリカには就労する際に発行されるビザがいくつかあります。H1Bと言われるビザが一般的ですが、もしアメリカに残りたいとお考えの際は、他の種類のビザについても調べることをおススメします。
6、アメリカの人材紹介会社の担当者の方の特徴を見極める。日本のエージェントの方々はかなり積極的な方が多いと思いますが、アメリカでは全く異なるという印象です。おそらく私が外国人、OPTで就労ビザなしというステータスだからだと思いますが、エージェントの方の対応は「塩」対応が多かったです。自分から積極的にアプローチしないと情報を頂けないこともあります。ですが、エージェントの数も多く、様々な担当者の方がいるので、何社か登録して、Skype面談などを通じて、自分に合いそうなそして信頼できそうな方を探すという作業もおススメします。
7、コネクションを作る。アメリカでは知り合いを通じての入社が多いそうです。そのためのネットワーキングもかなり活発に開催されています。なにかのきっかけで仕事を紹介してもらえることもあるかもしれないので、人脈作りも一つの就職活動の方法です。

ざっくりと思いついたことを書かせていただきましたが、決してネガティブにはとらえないで頂きたいと思います。自分の書いた内容を振り返ると、アメリカでの就活はかなりキツそうだ…!と感じるかもしれませんが、私でもなんとかゴールが見えていますし、探せばきっとあります。
求人自体は山のようにありますし、ポストが空くタイミングにもよるので、ぜひOPTに興味がある方にはご参考にしていただけると幸いです。
次回は無事に就職が決まっているといいな…と思っていますので、また近況をシェアさせていただきたいと思います。最後まで読んでいただきありがとうございました!