みなさんこんにちは、Shioriです。早いものでこのブログも今回で最後となりました。今まで読んでくださり本当にありがとうございます。9か月間のUCSD Extensionでのプログラムはあっという間でしたが、留学を決めて本当によかったと今改めて思っています。
私はOPTを申請してアメリカでの就職活動経て、なんとかJob Offerを頂くことができました。そして働き始めています。アメリカへ来たばかりの頃は生活や英語に慣れることに必死で、本当に就職活動ができるのだろうか?と想像もできていませんでしたが、今こうして働くことができ、一つ大きな目標が達成できたかな?と少し安心しています。
前回の記事でも就職活動について書かせていただきましたが、今回も就職活動後編を中心にシェアさせていただきたいと思います。
アメリカでの就職活動で学んだこと
①募集しているポジションは今すぐ採用したいという意味
私は日本での就職活動は新卒の時しかしていませんが、全体的なイメージとして面接を受けて採用が決まっても実際に就職するまでに少し時間があったり、1月からや4月からなど期変わりの時期にあわせての採用が多いかと思います。企業側も少し余裕をもって募集をかけることも多いのではないのでしょうか。
私はアメリカでの就職活動を通じて一番感じたことは、就職活動がとてもスピーディーだということです。募集しているということは、空きがでて今すぐ人を採用したいという意味です。私のようにOPTを申請して承認を待っている間や、OPT開始時期が少し先であると、今目の前にでている募集ポジションは早すぎるということです。
企業側は面接をして早ければ来週、もしくは2週間後から働いてほしいという思いがありますので、1か月や数か月単位で待ってくれることはあまりないそうです。
もちろん、適する人が見つからない場合はずっと募集していることもありますし、企業によっては働けるようになるまで待ってくれる場合もあります。私は今年の2月中旬から正式にOPT期間として働けることになったのですが、就職エージェントの方数名から本格的に応募するのは1月からになるでしょう、と言われました。2月中旬から働くのに1月からで大丈夫なのかな?ととても不安でした。
確かに、面接を受けていても「いつから働けるのか?」は必ず聞かれますし、数か月前に面接を受けた企業からは就労開始が先すぎるので結論がだせないと言われたこともありました。もちろん余裕をもって就職活動をはじめることはとても大切だと思いますが、「今すぐ採用したい」ということを知っておくことで不安なく就職活動ができると思います。
また、アメリカでは通年通して沢山の求人がでています。今でている求人にご縁がなくても、きっと自分が活動している時にもいい求人がたくさんでるはずです。タイミングとご縁も非常に感じたところです。
②Linked-Inはアメリカでは定番
日本では外資系企業は別として一般企業ではまだまだLinked-Inはそれほど浸透していないと思います。みなさんはアカウントもっていますか?
アメリカではビジネスシーンで連絡先を交換する場合、必ずと言っていいほどLinked-Inの交換を聞かれます。アメリカの社会人の方と知り合う時は電話番号やEmail、SNSよりもLinked-Inの方が多かった印象です。
また、Linked-Inを通じで求人を探すこともできるのですが、多くの企業の人事やエージェントもそれを通じでいい人材がいないか探しています。アカウントをもっていることによって、企業の人事の人から直接メッセージが届くこともあり、チャンスにつながります。
また、私のクラスメイトは自分のLinked-Inプロファイルを充実させることにより、企業の人事部の人から面接の依頼をもらったと言っていました。ぜひ留学される際はみなさんもLinked-Inを使ってみてください!
③Resumeは完成度を高いものを作ろう!
私は自分の就職活動のターニングポイントはResumeを変えたことだと思っています。Resumeを修正してから面接オファーがかなり増えました。ご存知の方も多いと思いますが、アメリカでは日本の履歴書のように決められたフォーマットがないので、Resumeの完成度は自分自身にゆだねられています。
日本の履歴書で伝えらえることは写真、文字のきれいさ、学歴、資格、余白、自己PR、志望動機あたりになるかと思いますが、アメリカではいかに自分のこれまでの経験をResumeの中でしっかりアピールできるかがとても大切です。
言葉使い、文章の内容、どのパートを一番上にもってくるか、どこまで詳しく経歴を書くか、フォント、全体のページ数、構成などすべてにおいて気を配る必要があります。
また、私はUCSD Extensionの人事のクラスで学んだこととして、これは日本でも共通だと思いますが、採用担当者は各応募者のResumeを見る時間はほんの数秒だそうで、いかにインパクトのあるものに仕上げるかがポイントになってきます。
また、最近はスクリーニングの段階でAIを使って、企業が欲しい人材とマッチングするワードをResumeから読み取るシステムを導入している企業も増えています。ですので、企業や業界、ポジションによってResumeを変えていく必要もでてきます。
私はResumeをプロフェッショナルの方に相談して添削して頂きました。留学ONEさんのブログでもご紹介されている方で、本当にResumeを見てもらってよかったと思っています。Resumeは知れば知るほど深く、就職活動にとってはとても重要です。完成度を高くすることで自分の大きな武器になります。もしUCSD Extensionに通われている方でOPTを検討されている方は、ぜひResumeの添削を受けることを検討されてみてください!
イチローも現役時代に食べに行っていたそうです。
さようなら、サンディエゴ!
私の就職先はシアトルにあり、今私はワシントン州で新しい生活を始めています。私はサンディエゴそしてカリフォルニア州がとても大好きなので、最後の最後まで悩みました。
私はカリフォルニア州限定で就職活動をしていたわけではありませんが、全く違う州に行くことは想像もしていませんでした。気候、環境、州のきめごと、システムなど全く状況が異なりますし、何よりサンディゴで仲良くなった方々やお世話になった方々、慣れ親しんだ土地から離れる寂しさはひとしおでした。
しかし、また新しい環境に飛び込んでみたいという思いもあり、最後はシアトルへ行くことを決めました。

私にとってサンディエゴで過ごした約11か月(留学と就職活動)は本当に充実し、そしてかけがえのない経験ができたと思っています。それは学校で学ぶこと以外に、アメリカでの生活、美しいサンディエゴで精神的にさらに元気になったこと、アメリカならではの自由な発想や柔軟性、大好きなホストファミリー、サンディエゴで出会った素敵な人たちなどなど、日本で働いていては決してできないことばかりです。
日本で働いた会社を辞めるリスクはかなり高いですが、それ以上に得られるものがありました。日本で働きながら社会人留学を検討されている方に私の経験が少しでも役に立ちましたら幸いです。
最後に、みなさんの生活、人生がさらに素晴らしく幸せにあふれますように!最後まで読んでいただきありがとうございました。
Shiori
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