
Intensive Academic English (8-week) 無事修了
こんにちは!San Diegoに勉強に来ているKeisukeと申します!
今回お伝えしようと思うのは、UCSD Extension のELIについてです。
順を追って書いていくつもりですが、先日ELIのプログラムのひとつであるIntensive Academic English (8-week) 無事修了することができました。
プログラムを修了するとCertificateが取得できます。取り組んだ結果が形になるのは年齢を重ねてもやはりうれしいものなので、こういったところからも学習意欲を維持するために何が大切か、語学の学習に加えて多くのことを学んでいると実感しています。
このブログを読んでいる皆さんは少なくとも留学に興味をお持ちの方、特に#アメリカ、#サンディエゴ 、#社会人、#英語+α、#キャリアチェンジ、#キャリアアップといったキーワードにとりわけ敏感になっている方ではないでしょうか。また、まずはシンプルに英語力を磨きたいと思われている方も中にはいらっしゃると思います。
僕個人の場合ですと、英語力に不安があったため、ELIのプログラムを受講し、一定自信がついたらビジネス系のプログラムにアプライしようと考えて語学からはじめることにしました。
UCSD ExtensionのELIについて
はじめに、そもそもELIってなに?という方がほとんどだと思います。意味は知っているけどいわゆる語学学校と何が違うの?という方が多いのではないでしょうか。
なので、そのあたりも簡単に触れつつ、今受講している語学のプログラムについてご紹介したいと思います。
まず、アメリカの語学学校には主に下記の3つのタイプがあるといわれており、それぞれメリットやデメリット、特徴があります。
- 大学付属のESLプログラム
- 大学やカレッジのキャンパスで開設される私立英語学校のプログラム
- 私立の英語学校プログラム
UCSD ExtensionのELIは正式名称をUniversity of California, San Diego Extension English Language Instituteといい、上記の1.に該当する大学が運営する語学学校です。
大学付属のESLプログラムの特徴として、一般的に大学、大学院への進学を目指す留学生が多く、進学のために英語力を培うことを主な目的とした学生が多いため、会話よりも文法やライティングなどアカデミックな内容を重視した授業が展開されている傾向が強く、UCSD ExtensionのELIも例外ではないと思われます。
UCSD ExtensionのELIで開講されているプログラムのいくつかをご紹介すると、
- Intensive Communication and Culture (8-week)
- Intensive Academic English (8-week)
- Intensive TOEFL Preparation (8-week)
- Intensive IELTS Preparation (8-week)
- Intensive Legal English (8-week)
といったコースが展開されており、アカデミックな色合いが強いことがわかると思います。
いわゆる「語学学校」というと一般的には主に英会話や英語試験対策を学べる私立の語学学校(3.)のこと指すことが多いのではないかと思います。
個人的な経験則に照らしてですが、一般英会話、ビジネス英会話、TOEICやTOEFL試験対策など、私立の語学学校には英語を学ぶ目的に応じたコースがあり、入学時期も柔軟なのが特徴だという印象です。
一方、まさにUCSD ExtensionのELIがそうですが、大学付属のESLが展開するプログラムだと、アカデミックな色合いが濃く、より目的をはっきりさせたクラス編成を行なっている傾向が強いと思います。留学の目的が語学なのであっても、どういった形で語学を学びたいのかをはっきり考えて学校を選ぶといいのではないかと思います。
UCSD ExtensionのELIのレベル(学習難易度)について
僕は英語力の総復習と底上げが目的だったので、数あるEnglish Language programsの中でも最もアカデミックイングリッシュの色合いが強いと感じたIntensive Academic English (8-week)を受講しました。
内容は、8週間続く集中プログラムになっていますが、0週目というオリエンテーションの期間を含めると合計で9週間のプログラムになります。
0週目には様々な受講のルールや大学内の施設案内など、日本の大学の入学直後に行うオリエンテーションと同じようなことを行い、英語力のレベル分けテストもこの時行われます。
基本的にはこのレベル分けテストに応じて授業を受けていくことになるため、テストの結果が良いほど上のクラスへアサインされ、学習難易度は上がっていきます。
レベル別のクラス編成は、その時の留学生のレベルや受講人数、時勢によって変動はあると思いますが基本的には下記の5パターンに分けられ、Core levelが高いほどレベルが高いクラスになります。
- Core level 108 – 110: Advanced
- Core level 105 – 107: High intermediate
- Core level 103 – 104: Intermediate
- Core level 101 – 102: Low intermediate
- Core level 099 – 100: Beginning
僕の時のレベル分けテストは下記の通りでした。
- リーディング(Grammar)
- ライティング(Essay)
- リスニング
- スピーキング (In person)
約10年間、英語から完全に遠ざかっていたにも関わらず、結果としてはCore level 105 – 107: High intermediateに入ることができたので、一安心したのを覚えています。
ここで注意したほうがよい点としては、基本的にこのクラス分けのテストで決定したCore levelはどれだけELI側に主張しても後からの変更が極めて難しい点です。
このCore levelが高いクラスほど一緒に勉強する他の留学生のレベルも高く、日々キャッチアップしていく難易度が上がるので、修了するのがとても大変なのですが、逆にCore levelが低いクラスほど不真面目な留学生が目立つ印象を受けたのも事実です。
実際、話を聞く限りCore levelが低いクラスには遅刻が常態化している留学生も多くいたようで、クラス全体の士気にも影響がでていたように思われます。
また、これも時期や時勢によるところもあると思いますが、Core levelが上に行くほど日本人比率はどんどん下がります。Core levelに即したCore classというRequired class(必修授業)があるのですが、そこでは日本人は僕のみでした。
受講登録するクラスにはRequired class(必修授業)とElective class(選択授業)というものがありますが、それはまた別の機会にお伝えしたいと思います。
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