ELIの3セッション修了!
こんにちは!San Diegoに勉強に来ているKeisukeと申します!前回はUCSD Extension のELIについてざっくりお伝えしました。
今回は、僕が先日修了したELIのプログラムIntensive Academic English (8-week) についてご紹介しようと思います。
結論からお伝えすると、僕はUCSD Extension ELI でEnglish Language programs を3セッション受講しました。*Summer sessionはこれから受講予定
内訳は下記の通りです。
- Spring session: Intensive Academic English (8-week) x 2、
- Summer session: Communication and Culture (8-week) x 1
3セッション受講の理由やプログラムを変更した理由、それぞれの内容の違いなどはいろいろ複雑でもあり、一度にお伝えすると長くなるのでブログの中で追々お伝えしていこうと思っています。ご興味がある方はお付き合いいただければ幸いです。
COVID – 19/Coronavirusの影響について
Intensive Academic English (8-week)の内容をお伝えするにあたり、前提としてまず初めに未だ世界中で猛威を奮っているコロナウイルスの影響について触れておかなければいけないと思っています。
まさにこれからELIでクラスが始まろうとしていた時、コロナウイルス の影響は当然ELIにも訪れ、具体的には全てのクラスがZOOMを利用したオンラインでの提供へ移行されました。他にも、図書館を含む学内のファシリティーは基本的に全て利用不可、多くの留学生が失意のうちに本国へ帰郷、非常に厳しい外出制限などが今も実施されています。
そのため、僕がこれからお伝えするELIの内容はあくまでオンライン受講でのELIの内容として捉えていただければと思います。
渡米後すぐにオンライン受講へ切り替わってしまったため、対面での受講はしたことがありません。そのため、オンライン受講と比較することはできません。
わざわざアメリカまで来て語学をオンラインで受講することに対する賛否は多々あると思います。実際、多くの留学生がこの点に納得できず帰国しています。ただ、個人的にはオンライン受講にはメリットを感じているところもあり、実際にオンラインでELIのプログラムを受講してみて感じたことや帰国を選ばなかった理由などもブログを通して忌憚なくお伝えしていこうと思います。
Intensive Academic English (8-week)
Delivered by remote learningについて

Intensive Academic English (8-week)はその名の通り、アカデミックイングリッシュに特化した語学のコースで、具体的にはアメリカの大学に入学を考えている留学生や専門的なライティングのスキルを高めたいプロフェッショナルを対象としています。
僕はオリエンテーション時のレベル分けテストでCore level 106だったので、幸いにもHigh intermediateのレベルからスタートすることができました。約10年間本当に英語に触れていなかったこともありますが、いろいろ慣れないこともあって修了するのは本当に大変でした。
ELIではコースやクラスの例外なく、毎回すべてのクラスから容赦無く宿題が出されるので、毎日宿題に追われることになります。参考までに僕のクラススケジュールを掲載しましたが、空いている時間をすべてあてても終わらない時は宿題が終わらず、明け方まで勉強しつつ、2・3時間だけ仮眠をとってその日のクラスへ出席する、という日もけっこうありました。
ZOOMでクラスが実施されていたので、移動する必要がなくギリギリまで寝ていても大丈夫でしたが、もしかしたらそれを加味した上でクラスの内容が組まれていたのかもしれません。
正直なところ、多くの留学生が途中脱落していきました。おそらく、最後に彼らも修了はしていると思いますが、プログラムの中盤を過ぎたあたりから遅刻や欠席、宿題をやってこない、授業中にZOOMからどこかへ勝手に消えるなど、キャッチアップできない留学生が目立ち始めます。
この状況はIntensive Academic Englishのコースだからというよりも、おそらくアサインされるCore level、受講するクラスによるところが大きいと思います。
僕が受講したクラスについて
Required class @ Core level 106
– Reading
– Writing Core
– Grammar
Elective class
– Discussion/Fluency Skills
– Business Writing
– Idioms for Business
– IELTS Writing
クラスのスケジュールを見てもらえばわかると思いますが、僕はライティングのクラスを多めに選択しています。これは狙ってやったことなのですが、相当やられたのは事実です。
ELIで展開されるクラスにはRequired classとElective classというクラスがあります。
それぞれ必修クラス、選択クラスという位置づけで、必修クラスはレベル分けテストの結果に基づいて自動的にアサインされますが、選択クラスは自分で選ぶことができます。
厳密には必修クラスも変更を主張でき、場合によっては変更できるのですが、基本的にはレベル分けテストの結果に基づく配置となります。
後から分かったのですが、僕の場合Writing Coreのクラスは1レベル上のクラスにアサインされていたようでCore level 107からのスタートでした。正直このクラスが一番ハードで他の留学生もすこぶる優秀、日本人、というかアジア人は僕1人で、宿題も非常に多く最もタフなクラスでした。他の留学生はというとやはり大学院進学を狙っている学生が多く、カザフスタンやサウジアラビアの法曹が多かったように思います。
インテンシブアカデミックは、他の英語コースとどう違うのか?
Intensive Academic EnglishとIntensive Communication and Cultureなどの他のコースとの違いはRequired classが違うこと、Elective classの種類が異なること、クラスメイトの留学生の質がおそらく異なることだと思います。*僕の所感です。
もっというと、Intensive Academic Englishだと進学を狙う学生が特に多い印象ですが、Intensive Communication and Cultureは語学の勉強に加えてサンディエゴ 、アメリカを楽しみたいと考えている留学生が比較的多い印象です。
TOEFLやIELTSのコースはその名前の通り試験対策特化型のコースで、大学や大学院進学を狙い、高いスコアを要求されている留学生が受講登録しています。
Intensive Academic Englishでも選択科目として、時間割が合えば選ぶことはできるので、TOEFLもIELTSも学ぶことはできますが、Required classではないので自由度はIntensive Academic Englishの方がある印象です。
ELIが提供している他のコースや対面でのクラスでの大変さが僕の経験したものと同じかどうかはわからないですが、進学を狙う留学生が多いためおそらくIntensive Academic Englishは比較的ハードな方だと思います。
また、科目選択の自由度が高い分、科目選びに結構迷います。自分が英語力のどの部分に焦点をあてて伸ばしたいのかを明確にできていないとアメリカでも不必要に悩む分ストレスがかかると思われます。
また、ZOOMでのオンライン受講も一見楽なように思えますが、移動時間がないだけで授業内容は何も変わりません。ZOOMになったからといって決して楽な訳ではなく、逆にPCの画面を何時間も見続けることによる肉体的な疲労やクラスメイトと実際に会ってコミュニケーションの取れないストレスなど、思った以上に心身への負荷がかかります。
かくいう僕も、コロナウイルスの関係もありますが、実際最初の8週間は自室にこもりっきりで、外出した記憶がなく体調を崩したのも事実です。
当然土日も含めて何か他のことをする余裕は本当に全くなくなりますが、それだけ集中して勉強できたということでもあり、やりきったときはうれしいので、目的に合えばよいコースだと思います。
留学に関するお問合せはこちらからどうぞ。